ジャイ! キールタン

Jai ! Krishna--Radha Madhava

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昨日は大阪でキールタンワークショップがありました。クリシュナ神の最も愛した女性、ラーダーについての後編で、テーマは、「純粋な愛から生まれる献身」についてでした。前回のワークショップでは『ギーター・ゴーヴィンダ』というインドの物語を紹介したのですが、愛し合う二人ーークリシュナ神とラーダーが仲違いを起こし、離ればなれになってしまうというところで終わりました。

ラーダーは気も狂わんばかりにクリシュナを求め、彼に会うことができないのなら生きている意味がないと、自分の命さえも差し出そうとします。神を愛するということは、一見すると自分が喜びに満たされていくようにも思いますが、もっともっと神に近づき、本当に一つになっていこうとする過程では、想像を絶するようなとても激しい葛藤や苦しみ、痛みなどが同時に湧き起こっていく様子が表されていました。別離が愛する人との合一への渇望を結果的に起こさせ、心の思いすべてが、神を愛するという一点に自動的に極まっていく。

やがてクリシュナとラーダーは再会を果たし、その後二人の愛の戯れが展開していきます。物語は官能的な表現もたくさんありましたが、この物語を表した作者はきっと本当に神との深い交わりを経験し、その中から生まれてきた言葉を表したんだろうなぁと思いました。二人は合一の後、一旦互いを引き離し、また互いの喜びのために愛なる戯れを続けていきます。
ラーダーはかたちとしてはラーダーでありながらも、完全に純粋な魂ーー神となって、神の中で、神とともに戯れる。ヨーガの言葉ではリーラーとも表現されますが、その深い境地、またこの世界の真実の姿がそこに表されているように思いました。
きっと今もなお、クリシュナとラーダーは永遠の愛の営みの中にいるのだろう。あぁ、私の心よ、もっと本気で彼だけを求めるのです!


それでは最後に、みなさまからいただいた感想をご紹介します。

「そこにあるのはただ一つ、愛だけという感覚を味わいたいと思いました。そこに行くにはいろんな段階や出来事、過程が必要なんだと思いました。本当に甘美な物語に感動しました」
「数年前に初めてクリシュナとラーダーのお話を読んだ時は理解できなかったのですが、今回物語の美しさ、表現の豊かさを感じ、切ない思いが胸に迫りました。今回歌った歌、『ジャイ・ラーダー・マーダヴァ』も情景が浮かぶようで、ぴったりの曲だと思いました」
「ラーダーの愛を待っていたクリシュナ。きっと私たちは待ってくれている神を感じていないのでしょうね。感じたい!! 私も神への愛に狂いたいと、ハートの奥に神を体感したいと、今日はきっかけをいただいた気がします」
「たぶん誰もが、何かのために喜ばせたりしたいという気持ちがあると思います。それが愛という言葉になるのかもしれませんが、私は愛についての理解がまだまだだと思います。クリシュナが本当に現れて、私を夢中にさせてほしい! 素晴らしい点をどんな人にも見いだし、そこを愛して尽くしたいものです」



さて、次回の予定は、

京都:10月20日(日)13:30〜 民族楽器コイズミ 2F
大阪:12月6日(金)19:00〜 プリヤメーラ


です。
早いもので、次回で今年のシリーズの最終回となります。インドの中世に実際におられたバクタ(神を愛する人)、ミーラー・バーイーを取り上げます。今までシリーズを通してさまざまなバクタたちの姿に触れてきましたが、神を愛して生きるとはどういうことなのか、彼女の実際の生きざまを通して見つめていきたいと思います。お楽しみに!
皆様のご予約をお待ちしています〜。

キールタンワークショップ第四章/京都編

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8/18、キールタンワークショップ第四章、京都編が終わりました。
この日はちらしを見て初めて来てくださった方、また久しぶりにお顔を見せてくださった方、シリーズを通して来てくださっている方などなどが来られました。前回の物語がちょうど『これからどうなるのっ?』というところで終わっていたので、その続きを楽しみに待っていてくださった方もいらっしゃったようです。

そうです、クリシュナ神と、彼の愛人ラーダーは、本当は互いに深く愛し合っているのにもかかわらず、悲しい別離を味わっていました。さてさてそんな場面から、今回の主題である「純粋な愛から生まれる献身」というところまで、どのように話が展開していくのでしょうか。
献身というのは、ヨーガの中でもとても大切な教えの一つです。文字の如く、「私」という小さな自分を棄てて、相手の喜びのためにこの身を捧げること。でも、このクリシュナとラーダーの物語には、それはもちろん踏まえたうえでの、もっと深い献身の味わいが待っていました。

……と、この続きは来月の大阪がありますので、ここまでにしておいてっと。ニヤリ
皆さま、回を重ねるに連れて、確実にキールタンの世界に溶け込まれているように感じていましたが、今回は特に物語のクライマックスにふさわしく、とても情熱的に歌を歌われていたように思います。神に近づいていきたいというみなさんの思いが、私たちにもとても強く伝わってきました。
京都に来られなかった皆さま、9/6(金)に大阪でも行ないますので、ぜひお越しくださいね〜。


いただいた感想をご紹介します。

「今までよく分からなかったクリシュナとラーダーの愛が、今日は神と魂のことであることが分かりました。今まで私の中でじゃまをしていたものが取り払われた感じがして、神との接し方、愛し方が、近づき方が分かった気がします。最後のシーンは、ラーダーがクリシュナに身を捧げていると感じたので、”献身”と言われたときに、同じことを感じていたと、喜びました」

「物語がおもしろくて、もっと知りたいと思いました。一つの物語から生まれる感情をたくさん感じることができてうれしかったです」

「物語の内容が、思っていたより人間的な感情がはっきり出ている感じだったので意外だったが、解説を聞いてよく理解できたと思うし、とても感動した。キールタンはCDで聞いているが、物語の中で聞いたり歌ったりすると、感動がぐっと深まる感じで、全く味わいが違った」

「お話を聞いてまず感じたのは、神の愛は私の思っていた以上に大きい!ということです。そんなに私は愛されているのか?とびっくりしました。今さらなんですけど……。
そしてその後にいろんな話を聞いて、献身というところにすごく感動しました。まだまだよく分からないけれど、そんなふうになりたい!です。今日はなぜか最初から泣けました。神を感じました。ありがとうございました!!」

京都にて初公演決定! 語り芝居『北極星になったドゥルヴァ』&キールタン・ワークショップ

ドゥルヴァ京都表

いよいよ京都で初(!)の語り芝居の公演を行ないます!

日時:2013年9月16日(月・祝)
   14:00〜16:30(13:30開場)
参加費:3000円 ★要予約
会場:ギャラリーju:彩(ユーサイ)
   京都市東山区松原町291
  *駐車場はございません。公共の交通機関をご利用ください
  *床席となります。マットやタオルなど、何か敷物をご持参ください

内容:語り芝居の後、芝居の中で歌われたキールタンを一緒に歌います(インドの竹笛バーンスリーの生演奏付き)



『北極星になったドゥルヴァ』は、インドの古典『バーガヴァタ・プラーナ』の中に挿入されている、篤い信仰心に満ちた一人の少年の物語です。
傷ついた一人の少年は、その母親から、神を求めれば、本当の幸せが得られること、またもしヨーギーになることができれば、自分のハートの中にその神を見いだすことができるということを聞きました。
神を求めて修行をしたドゥルヴァは、一体何を体験したのでしょうか?


私たちは誰もがこの生涯の中で、一度は、本当の幸せとは何なのか、神とは何なのか、本当の自分とは誰なのかを考えたことがあると思います。この物語には、ヨーガの神髄ともいえるそれらの答え、私たちが生きるエッセンスがぎゅっと凝縮されているんです。
私はこの物語がとっても好きです。少年ドゥルヴァの生涯を辿ることによって、私たちもこの真実を必ず見いだすことができるはず!と信じています。

多くの方にお越しいただければ嬉しいです。なお、会は要予約となっています。
皆さまのご参加をお待ちしております〜。


お申し込み・お問い合わせ
シャクティ: 075-812-5890
Email: info@sakti.jp


ドゥルヴァ京都裏


バクタのハートに触れるシリーズ@鴨川 初!

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毎日本当に暑いですね〜。みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
今日は、前回雨にて延期になった鴨川でのキールタンの会でした。みなさん楽しみにしてくださっていたようで、大阪や松山!そして東京!からも、仕事終わりにかけつけてくださいました。会社帰りのそのままの服で来られた方もいらっしゃり、現代の、力強くも美しいヨーギー・ヨーギニーの姿を垣間見た気がします。

鴨川は京の七夕で人出もたくさんあり、例年の、竹細工でできた光のオブジェも出ていて、風鈴が涼しげになっていました。
今年のワークショップも、もう半分を終えました。これまでみんなと一緒に歌ってきたクリシュナ神のキールタンを中心に、一時間ほど歌って過ごしました。空は彼の肌を思い起こさせるような黒色に変わっていきます。彼を想起させるものを見ては喜びに震える彼の愛人たちのように、私たちも神に思いを馳せたり、彼に会いたい!と恋しく思うような心境に少しでも近づけたかしら? 
鴨川の河川敷も、夕方のはじめ頃は、まだまだ昼間の熱気が残っていましたが、時間が進むに連れ、次第に風が吹いてさわやかになりました。
みなさん、最後には来てよかったです! 楽しかった! と言ってくださり、いい表情で帰っていかれたのが印象的でした。かく言う私も、なんだかとても元気になって帰ってきました。

来週8/18は、京都でのワークショップ、「クリシュナ神の最も愛した女性・ラーダー<後半>」です。前回、とても気になるところで終わったので、今回楽しみです!というお声もいただきました。続きが気になる方、ぜひお越しくださいね〜。また初めての方のご参加ももちろん大丈夫です! 皆さまのお越しをお待ちしています〜。

「北極星になったドゥルヴァ」in 松山

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7月28日(日)、松山ヨーガサークルにて語り芝居&キールタンワークショップを開催しました。今年はバーンスリー(インドの竹笛)の生演奏付き! その演奏と、音響を担当してくれたヨーガの仲間、ムラリーが感想を寄せてくださったので、掲載します。


「朝からあいにくの雨模様でしたが、そんな中、たくさんの方がお越しくださいました。皆さん談笑されたりして和やかな雰囲気の中、語り芝居が始まります。今回のお話は『北極星になったドゥルヴァ』というインドに古くから伝わる神話です。ドゥルヴァの幼い頃からこの世での義務を終えるまでの生涯を描くこの物語を、ガールギーが生き生きと演じていきます。私は音楽担当ということで舞台袖にいたため、客席の様子を見ることができなかったのですが、物語が進むにつれて会場がその中にどんどん引きこまれていくのを感じました。
気迫あふれる場面ではピンと張りつめた緊迫感の中、その場にいた皆さんが固唾をのんで次の展開を見守っているようでした。
終盤になると、神を求めるドゥルヴァの純粋な思いが会場を包み込んでいるように感じ、私も胸が熱くなりました。活字を通していろいろ想像しながら物語の世界に入っていくのも一つの楽しみですが、こうして目で見、耳で聞き、身体で感じることでよりその世界に深く入っていけるのだと思わせられるひと時でした。


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語り芝居の後、少し休憩を挟んでのキールタンワークショップ。
皆さんと輪になって座り、先ほどの語り芝居を振り返りながら、そこで歌った中の一曲を一緒に歌いました。はじめはうつむきがちだった方々も何度か歌っているうちに笑顔がこぼれ、生き生きとした表情になっていかれました。語り芝居、そしてキールタンを通じて、それぞれの内に美しい、神聖なものの存在を感じとっていらっしゃるように思いました。
そしてガールギーの解説を皆さん頷いたり、時には笑ったりしながら熱心に聞かれていたのがとても印象的でした。それによってこのお話をより身近に感じられたのではないでしょうか。決して神話の世界のお話というのではなく、現代を生きる私たちにも共通するもの。人が持つ苦しみ、そしてそこから抜け出したいという思いは今も昔も変わりありません。ドゥルヴァもその思いがきっかけとなり、神へ至る道を歩みました。ただひたすら純粋に。私たちの中にも同じように純粋に神なるもの、確かな存在を求める思いがあるということ、そしてその存在は自らの内に、そして全ての中にあるということを皆さん感じていらっしゃったのではないかと思っています。
皆さんの輝いた表情を見て、私もとても幸せな気持ちになりました。


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お越しくださった皆さま、そして準備から細かい心配りをしてくださった松山ヨーガサークルの皆さま、本当にありがとうございました。素晴らしい時間を共に過ごさせていただいたことに感謝します。     ムラリー」



参加してくださった方の感想の一部をご紹介します。

「とても心に残るお話でした。迫力もあり、美しくもあり、考えさせられる語りでした。ありがとうございました」
「感動しました。すべての人に神を見たいです」
「ドゥルヴァのストーリーが、何か自らに当てはまるところがあるなぁ〜と思いながら、語りの世界に引き込まれ、場面場面の思いに心を添え、一緒になって、そんな感覚で楽しめました。後半のキールタンワークショップでは、何度も歌っているうちに、なぜか自然と涙が出てきました」
「ドゥルヴァのお話はとても興味深かったです。主人公の歩みは、私にとっても励みになるものです。語り芝居は分かりやすかったし、聞きやすかったです。内容、構成、音楽も、振り付けも素晴らしかった。本当にドゥルヴァの人生を身近で見ているようでした。京都から来てくださってありがとう。また来てください。北極星を見ながら、歌を歌って、このお話を思い出します」
「歌声と笛がとっても素晴らしくて、とても良かったです。お話も分かりやすかった。アーサナもキールタンも、もっと勉強していきたいと思いました」
「不平不満の毎日の自分自身の心を、純粋な心に変化したいと思いました」
「語り芝居はとても分かりやすく、神様を常に思い、他の人のために尽くすことが、神を愛することだと分かりました。実行が大切なんですね。感謝します」


皆さま、そして松山ヨーガ・サークルのスタッフの皆さま、本当にありがとうございました!!!
それでは最後に、出演者及びスタッフの皆さまで記念撮影〜〜〜!
素晴らしい! 見事に全員一致の、この腕の角度!

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9月16日(月・祝)に、京都にてこの語り芝居を行なう予定です。
詳細は決まり次第、またご案内しますね!

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シャクティのメンバーの一人。京都在住。
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